考察1 結局 殺したのは麻里なのか?美佐なのか?
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登場人物・ストーリー
考察1 結局 殺したのは麻里なのか?美佐なのか?
考察2 麻里の怨霊説1
考察3 美佐が犯人説1
考察4 麻里の怨霊説2-頭を探して彷徨っている説
考察5 美佐が犯人説2-麻里の頭を美佐が持っていた説
考察6 麻里は服を着ていない
考察しての結論
ディレクターズカット版との違いは?
製作側としては何度も見てもらう為にあえて分らないようにしているようです。人によっては解釈が違いどちらでも説明ができるようになっています。それを考察していきます。
※考察するにあたって自分で注意している部分があります。例えば、作中の撮影ミスや演出の都合で実際ではそんなことありえないことなどです。この部分はなるべく作品の世界観を壊さずに無理な解釈をしないように気を付けたいと思います。分かりやすいところ所だと山内が雪に穴を掘っていた時に使っていた小さな斧は誰の物か?です。特に拾った描写などはないですが飛行機には「クラッシュアックス」を常備することが義務付けられているのでそれを使ったの物だと考察ができます。
画質が悪いので見間違えてる部分があると思いますので、その場合は教えて頂けると助かります。
「ディレクターズカット版との違いは?」
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勘違いしやすい「スクエア」の考察
スクエアってどんな話?
調べて見ると雪山の小屋で仮眠している部分は都市伝説のスクエアが元ネタになっているようです。簡単にスクエアを説明すると山岳部の5人の学生達が雪山で全員が遭難してしまい、その内の一人が頭を割って亡くなります。死んだ仲間を背負って歩いていると山小屋を見つけて4人とも中に入って一夜を過ごします。死んだ仲間を床に置いて、4人でどうやって吹雪が過ぎるまで起きていられるかを考えます。
そこで4人が部屋の四隅に1人ずつ座り、最初の1人が壁に手を当てながら、2人目の場所まで歩き2人目の肩を叩き、1人目は2人目が居た場所に座る。2人目は1人目と同じ様に壁に手を当てながら3人目の場所まで歩き肩を叩き、2人目は3人目がいた場所に座る。3人目は2人目と同じ様に壁に手を当てながら4人目の場所まで歩き肩を叩き、3人目は4人目がいた場所に座る。そして、4人目が1人目の肩を叩くことで一周し、それを繰り返すというもの。
この方法は自分の番が来たら寝ずに済むし、次の仲間に回すという使命感で頑張れるという理由から考え出されたもので学生達は何とか吹雪が過ぎるまで持ちこたえ、無事に下山する。
しかし仲間の1人が、「この方法だと1人目は2人目の場所へと移動しているので、4人目は2人分移動しないと1人目の肩を叩ける事は在り得ないため、4人では出来ない」と気付く。
話の結末としては死んだ仲間が5人目として密かに加わり仲間を助けていた、というもの。この「スクエア」は降霊術の一種として使われているという説もある。
ちなみにこのスクエアは、4人のうち1人が2人分を移動することを意図すれば4人でのプレイも可能である。2人分を移動する人物は、周回ごとに1人ずつずれていく。
世に奇もの雪山のルールとの違い
ここで改めて雪山でのルールを確認。まず仮眠する理由は体温が低下すると失神するので短時間の睡眠だと体力は少し回復するからです。
真辺「五分交代でどうだ?1人が起きていて、3人が寝る。五分たったら、1人起こし、起こした者は寝る。それを順番に繰り返そう。十回、私が起こす番が来たところで全員を起こそう。」
とセリフがあります、これだと起こす順番も寝る場所も決めていないのでスクエアのルールと全然違います。そして、このルールに山内が反論します。
山内「わかったぞ、俺を殺すつもりだな!三人で組んで俺を起こさないつもりだろ!」
真辺「待ちなさい!起こしたら、そこに起こした者が寝る。寝ていても必ず追い出す。どうだこのルールで?」
山内「わかった。でも、あいつ(結城)より前にしてくれ。」
真辺「よかろう。なら君が最初になれ。次は私だ。」
と真辺が追加ルールを加えて山内が納得します。そして、山内→真辺→結城→美佐を順番に起こして寝る描写が入ります。この追加ルールが加わってスクエアのルールに近い形になります。
真辺の追加ルールって意味があるの?
ちょっと本題とはズレますが、追加ルールの意味を解説します。このルールがあってもなくても、山内の順番を飛ばすことができるし、あまり意味がないんじゃないの?と思うかもしれませんが、ちゃんと意味があります。
もし、最初に提示したルールだと5分後に起こすだけなので、元の位置に戻りことになると思います。その場合、寝床を移動していない状態になります。
次にこのルールで山内を仮に飛ばしてた場合を見てみます。
こちらも同じく寝床が移動していない状態になります。つまり、山内の目線からすると本当に起こしてるかどうかの判断が付きません。
ここで追加ルールの起こした者が起こした場所で寝るを加えてみます。
このように自分が寝ている場所を移動することによって、起こしてるのがわかります。仮にこの追加ルールで飛ばした場合を見てみます。
山内は寝床を動いていないが、他の3人は動いており飛ばされたことがわかります。この追加ルールを思いついた真辺もすごいですが、山内もすぐに理解したのもすごいです。
実は5人がいなくてもスクエアは成立する?
5人がいないと成立しないと思いがちですが、そうでもないです。起きている間はどうしているのかを図に描いたらわかりやすいです。最初の山内が5分後に移動してみます。
すると真辺の位置はストーブの前、または山内が寝ていた場所にいることになります。
次の5分後に真辺が結城を起こしに行き、そこで寝ます。結城はストーブの前か、またはさっき真辺が寝ていた場所が空いているのでそこにいます。
次の5分後に結城が美佐を起こして行き、その場所で寝ます。同様にストーブの前か結城がいた場所にいることになります。
そして、2周目に山内を起こしに行きます。ストーブの前か空いている場所にいることになります。
このように4人でもちゃんと成立することができます。スクエアのように壁伝えに歩くルールがないので可能です。おそらく起きている人はストーブの前で5分間いる方が無難だと思います。
なぜ、美佐は5人目がいると言ったのか?
十回目に起きた真辺は1人で起きて、みんなに呼び掛けて目を覚まさせます。特に誰かに起こされたような描写がないことが問題です。
美佐の視点で見てみると山内が起こすパターン。
または、十回目の最後の美佐が起こすパターン。(山内を起こすと11周目になるから)
この2パターンしかありえないわけです。
でも、起こしてすぐに元の場所に戻ればいいのでは?と思うかもしれませんが、真辺が起きた直後はそれぞれ部屋の隅で、寝起きの状態でした。
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